こんにちは、ヨーコです。
私がのカナダの大学院で認知心理学を学んでいた時、
顧問の先生が認知機能のことを、「心(mind)」とよく表現していました。
そしてその心は、高齢、脳卒中、してに認知症によって変化します。
今回はその心、つまり認知機能のテストについて色々まとめてみました。
目次
- 1 認知機能検査、MoCA-Jでする評価の内容(MoCAの日本語版)
- 2 脳卒中の後遺症:半側空間無視と検査・診断〜BIT行動性無視検査
- 3 認知機能検査、MMSE(ミニメンタルステート検査)の点数や解釈
- 4 高齢者の運転は危ない?:MoCAやMMSEで適性は計れるか?
- 5 高齢者の運転能力と認知能力:認知機能検査の考察〜あなたは大丈夫?
- 6 認知機能を計るテスト、MoCA:検査実施者としての感想@カナダ
- 7 認知機能検査、MoCA-J(MoCAの日本語版)の点数
- 8 MMSE・ミニメンタルステート検査:年齢、学歴、性別、住居の影響
- 9 Mini-Cog:アルツハイマー病などの認知症のテスト
- 10 SLUMS:アルツハイマー病や軽度認知症をテストでスクリーニング
- 11 アルツハイマー病などをチェックするテスト、AD8-J
- 12 高次脳機能障害を検査する神経心理学的検査: ACT Test
- 13 Symbol Digit Modalities Test (SDMT):認知機能検査
- 14 認知機能の検査、Symbol Digit Modalities Test (SDMT) の点数、基準値
- 15 認知症にならないための日常生活でできるトレーニング:ADCS-ADLからのヒント
- 16 記憶障害のテスト:Buschke Selective Reminding Test(BSRT)
- 17 注意のネットワーク(ANT)で脳トレの効果を計ろう!
認知機能検査、MoCA-Jでする評価の内容(MoCAの日本語版)
軽度認知症やアルツハイマー病などもわかってしまうと言われるテストです。
そのテストをちょっと解説してみました。
認知機能検査、MoCA-Jでする評価の内容(MoCAの日本語版)
脳卒中の後遺症:半側空間無視と検査・診断〜BIT行動性無視検査
半側空間無視は、脳卒中の障害のひとつ、高次脳機能障害のひとつです。
半側空間無視は、BIT行動性無視検査を使って診断します。
BIT行動性無視検査って何をするのか覗いてみましょう。
脳卒中の後遺症:半側空間無視と検査・診断〜BIT行動性無視検査
認知機能検査、MMSE(ミニメンタルステート検査)の点数や解釈
ミニメンタルステート検査(The Mini–Mental State Examination:MMSE)は
認知機能を計るテストの一つです。
どんなテストなのか、ちょっと見てみましょう。
認知機能検査、MMSE(ミニメンタルステート検査)の点数や解釈
高齢者の運転は危ない?:MoCAやMMSEで適性は計れるか?
運転能力を計るためにデザインされた認知機能のテストはありませんが、
よく知られたMoCAやMMSEなどの認知機能のテストの結果と、運転能力とどう関係があるか?
この質問に対する答えを見つけるために、研修者が実験をしてみました。
高齢者の運転は危ない?:MoCAやMMSEで適性は計れるか?
高齢者の運転能力と認知能力:認知機能検査の考察〜あなたは大丈夫?
75歳以上の運転をする人は、警視庁の認知機能検査を受けなくてはなりません。
認知と言われても、ピンときませんよね。
いったいどんなテストで、どんな機能をテストしようとしているのか、解説してみました。
高齢者の運転能力と認知能力:認知機能検査の考察〜あなたは大丈夫?
認知機能を計るテスト、MoCA:検査実施者としての感想@カナダ
以前カナダの特に健康に問題のない高齢者を多少に、MoCAを実施していました。
みなさん、どのような反応を示したのか、まとめてみました。
認知機能を計るテスト、MoCA:検査実施者としての感想@カナダ
認知機能検査、MoCA-J(MoCAの日本語版)の点数
73歳になる母にMoCA-Jをトライしてもらいました。
私はカナダ、母は日本に住んでいるので、テストはスカイプです。
最近物忘れがひどくなったという母。結果はいかに?
認知機能を計る検査、MoCA-J(MoCAの日本語版)の点数
MMSE・ミニメンタルステート検査:年齢、学歴、性別、住居の影響
軽度認知症やアルツハイマー病などもわかってしまうと言われるテストです。
そのテストをちょっと解説してみました。
MMSE・ミニメンタルステート検査:年齢、学歴、性別、住居の影響
Mini-Cog:アルツハイマー病などの認知症のテスト
MMSEやMoCA以外にも認知症のスクリーニングテストがあります。
無料、短時間でできる(3分)、シンプルなMini-Cogの説明をしてみました。
Mini-Cog:アルツハイマー病などの認知症のテスト
SLUMS:アルツハイマー病や軽度認知症をテストでスクリーニング
ちょっと長めのテストですが(11項目)
軽度認知症のスクリーンングとしても注目されています。
SLUMS:アルツハイマー病や軽度認知症をテストでスクリーニング
アルツハイマー病などをチェックするテスト、AD8-J
ちょっと長めのテストですが(11項目)
軽度認知症のスクリーンングとしても注目されています。
アルツハイマー病などをチェックするテスト、AD8-J
高次脳機能障害を検査する神経心理学的検査: ACT Test
カナダ、そしてアメリカでは注意機能を測定する神経心理学的検査としては
上位26位にはいっています。
聴覚の作業記憶などの複雑な注意の機能を測定するテストです。
高次脳機能障害を検査する神経心理学的検査: ACT Test
Symbol Digit Modalities Test (SDMT):認知機能検査
子供や大人もできる簡単な置き換え課題。
カナダ、そしてアメリカでは注意機能を測定する神経心理学的検査としては
上位40位にはいっています。
Symbol Digit Modalities Test (SDMT):認知機能検査
認知機能の検査、Symbol Digit Modalities Test (SDMT) の点数、基準値
認知機能の検査。点数のレベルを評価するには標準値が必要ですよね。
SDMTの日本人に対する標準値は残念ながら見つけることができませんでしたが、
オーストラリアとアメリカの標準値を見つけました!
認知機能の検査、Symbol Digit Modalities Test (SDMT) の点数、基準値
認知症にならないための日常生活でできるトレーニング:ADCS-ADLからのヒント
認知機能が衰えてくると、日常生活動作も衰えてきます。
日常生活動作のテスト、ADCS-ADLを見ながら、
衰えのグラデーション(段階)を見ていきます。
また、「使わなければ忘れる」ので、できる動作は脳トレとして、
続けるという考え方を消化ししたいと思います。
認知症にならないための日常生活でできるトレーニング:ADCS-ADLからのヒント
記憶障害のテスト:Buschke Selective Reminding Test(BSRT)
認知機能の中の衰えの中でも、一番気になる記憶障害を計るテストです。
アメリカ、カナダ内でよく使用される神経心理学検査で
13位という結果が報告されています。
記憶障害のテスト:Buschke Selective Reminding Test(BSRT)
注意のネットワーク(ANT)で脳トレの効果を計ろう!
英語では、Attention Network Test (ANT)と言い、
違った部分の脳の働きと関連している認知機能、
- 刺激に備えて準備する(alerting)
- 特定の情報を選択する(orienting)
- 反応の競合を解消する(executive control)を測定できます。
今回はダウンロードして(Mac)テストするとろろまで解説してみました。
注意のネットワーク(ANT)で脳トレの効果を計ろう!