こんにちは、ヨーコです。
最近は日本でも、イースター(復活祭)が認識され始めてきたようです。
イースーターというと、春、イースター・バニーまたは
イースターエッグとか思い浮かべるかもしれませんが
実はもっと知っておきたい深い意味もあります。
イースターって何?
イースターは、イエスの復活を祝うキリスト教における最も重要な祝い事です。
イエスは、後にグッド・フライデー(Good Friday, 聖金曜日)として知られる日に
十字架に架けられ、その後埋葬されました。
聖書によると、その3日後には、お墓が空っぽになっていて
イエスは復活し(His Resurrection)、弟子たちと会話もしたとされています。
なので、キリスト教の信者にとってイースターは新しい命への希望を意味するのです。
イースターを絵画でビジュアルに説明してみました。
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今年のイースターがいつになるか気になる方はこちらをどうぞ
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イースターと合わせて知っておきたい関連行事
日本ではまだイースターの1日のみが注目されていますが
実はイースターは40日間(日曜日を除く)のレントとそれに続く
キリストの受難のクライマックスに位置するお祝いなのです。
レント(Lent、四旬節、大斎節、または受難節)とは
灰の水曜日(Ash Wednesday)からイースター前日の土曜日までの期間を指します。
レントの間キリスト教徒はキリストの死を思い、真摯な気持ちで祈りを捧げます。
レントの特別なところは、いつも以上に自らの犠牲を強いるということでしょう。
たとば、レント中は嗜好品を我慢したりします。
私の夫は、レント中、大好きなビールを我慢したりした年もありました。
今年(2019年)の灰の水曜日は3月6日、そしてレントはこの日に始まりました。
私たち夫婦の2017年の灰の水曜日とレントに関しての記事はこちらを!
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40日間というのは、長いような気がしますが
これはイエスが荒野で40日間断食したことに由来してます。
なので、もともとはレント中には、様々な形での断食が行われていたようです。
先ほどの、灰の水曜日ですが
信者は額に前年のしゅろの主日(Palm Sunday:イースターの1週間前の日曜日)に使われた
しゅろの枝の灰を十字の形につけてらったりします。
これがレントの始まりで、信者は謙虚な気持ちになるわけですね。
灰の水曜日は、年によって日にちが違い
2月4日から3月10日の間に来ることになります。
レントの最後の1週間は、聖週間(Holy Week:カトリック)
または受難週(プロテスタント)と呼ばれ
先ほどのしゅろの主日(イースターの直前の日曜日)から
イースターの前日の聖土曜日(Holly Saturday)までを指します。
この週には、以下のお祝いが含まれます。
しゅろの主日:この日はイエスが受難を前にエルサレムに入ったとされ
信者はしゅろの枝を実にまいてイエスを迎えました。
聖木曜日(Holy Thursday, Maundy Thursday):イエスの最後の晩餐を記念する日です。
聖金曜日/グッド・フライデー(Good Friday):イエスの受難を記念する日です。
いかがでしょうか?
イースターの宗教的な意味を知ることによって、
イースターの楽しみ方が変わってくると思います。