こんにちは、ヨーコです。


イースターといって何を思い出すでしょうか?

イースター・パレード、家族とのイースター・ディナー、イースターの礼拝、

イースター・バニー、贈り物の詰まったバスケット、イースター・エッグ、

そして、イースター・リリーなどがあるのではないでしょうか。




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イースター・リリーは、イースター用のプレゼントとしても人気です。

ミュージカル映画、イースター・パレードの中でも、

冒頭で、主人公のドンがイースター・リリーを買うシーンがありますね。


イースター・パレードの記事はこちらを!
↓↓↓↓

季節の行事、イースター・パレードを映画で見る



イースター・リリーとイースターの関係

実は聖書にもユリの記述があります。

有名なのは、マタイ伝(6:28)の記述です。

野に咲くユリをご覧なさい。どんなふうに咲いているでしょうか。

あくせく働いているわけではありません。

でも、ソロモンの栄華の極みでも、その装い

このユリのそれにも及びません。



その他にも、純白のユリと女性が深く結びついているという説もあります。

絵画でも、天使ガブリエルが白いユリを処女マリアに捧げる場面があり、

マリアがイエスの身ごもることを象徴しているといわれます。



他にも、聖人が純白のユリを生けた花瓶をマリアと神の子イエスに捧げる

という場面を描いた絵もあります。


長い月日の間に、純粋、気品、王位のシンボルとして解釈されるようになり

イースターの意味(イエスの復活)を伝える花と考えられるようになりました。


イースター当日のミサでは、

教会の祭壇がイースター・リリーで飾られていたという記事はこちらを!

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イースター(復活祭)の休日@プリンスエドワード島2017


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イースター・リリーの歴史

1777年 

琉球列島のテッポウユリ(Lilium longiflorum)が植物を専門とする探検家

Carl Peter Thunbergによって発見されました。

1819年

イギリスへ導入。

1853年

布教者や船乗りによってバミューダへ運ばれ、商業生産が始まりました。

1898年

ウィルスによってほぼ壊滅。

その後生産は日本へ移り、第二次世界大戦が始まるまで、生産は続けられました。

1919年 

第一次世界大戦の退役軍人、Louis Houghton によりかつて

バミューダ・リリーと呼ばれたユリがオレゴンへ持ち込まれました。

1941年  

日本が太平洋戦争に参戦したことにより、日本からのユリの輸入が途絶え

オレゴンで趣味て作られていたレベルの球根が商業用に生産されるようになり、

ユリの球根は白い金と呼ばれ、高い金額で取引されました。


現在は、カリフォルニア州の北西部やオレゴン州の南西部などで主に栽培されています。


日本では「死」を連想させる白百合。

イースターの白百合は、「死をも乗り越え、復活」と、ポジティブなイメージですね。

私は今年のイースターには、白いユリで部屋を飾ってみようかな、と思っています。


ユリの他にもイースターにちなんだ花があります。

イースターにちなんだ花に関する記事はこちらをそうぞ


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イースター(復活祭)の飾り、今年は生花で!







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