こんにちは、ヨーコです。
イエスの復活をお祝いするイースターにつて、いろいろ書いてきましたが、
私が日本に住んでいた頃なら、イースターと言ったら
モアイ像のあるイースター島のことを思い浮かべたと思います。
イエスはもとより、
イースターエッグとも・イースター・バニーとも関係なさそうなイースター島
実際は、イエスの復活をお祝いするイースターと関係があるのでしょうか?
イースター島ってどこにあるの? どうして有名なの?
イースター島は、太平洋にあるチリの火山島です。
この美しい島は、ポリネシアン・トライアングルの東端に位置しています。
南アメリカのチリから西へ向かって出発すると、
太平洋にぽつんと浮かんでいるイースターに到着します。
そのまま更に西へ行くと、オーストラリアといった感じでです。
この島は、モアイ像の島としても有名なので、
名前を知っている人も多いのではないかと思います。
モアイ像とは、あの巨大な細長の顔だけの石像のことです。
初期のモアイ像は、全身像で作られていたようですが。
日本から行くには、
タヒチのパペーテ経由で行くか、チリのサンチャゴ経由で行くかになるので
日本からは、遠い、という印象がある場所です。
実際、世界の中でも最も文明から隔離されている島の一つ、と考えられているようです。
イースターに発見されたからイースター島
さて、そのイースター島ですが、
もともとはポリネシア人が住んでいたと考えられています。
イースターという名前は、1722年のイースターの日に(4月5日)
オランダ人の海軍提督のヤーコプ・ロッヘフェーン(Jacob Roggeveen)が
発見したことからついた名前だとされています。
Jacob Roggeveen (1659 – 1729)
ロッヘフェーンは、
1000体を超えるモアイ像とそれを崇拝する現地の人たちを見たとされています。
ロッヘフェーンは、自分の発見した島をPaasch-Eyland
(18世紀オランダ語で、イースター島を意味する)と名付けました。
スペイン語の正式名称もIsla de Pascuaと、イースター島を意味します。
現地語(ポリネシア語)ではRapa Nui (大きなRapaという意味)といいます。
現在の人口は6600人ですが(2016年調べ)ロッヘフェーンが発見した時は
2000〜3000人だったと言います。
この後、1770年(11月15日)にはスペインの2隻の船が訪れ
島は未開拓の地で、海岸沿いには石の像が並んでいたと報告されています。
4年後の1774年には、あの有名なイギリス人の探検家、
ジェームズ・クックが島を訪れ、
直立したモアイ像と倒されたモアイ像の両方を見たと報告しています。
が、1825年にイギリスの船が訪れた時は、すべてのモアイ像が倒れていたそうです。
実は、全然関係ないという話を期待していた私ですが、
イースターに発見されたから、イースター島とは、なかなかシンプルな話ですね。
イースターの意味を詳しく書いた記事はこちらをどうぞ!
↓↓↓↓
キリスト教の祝日「イースター」とは?日付や起源を解説
イースター島は、キリスト教のイースターと関係ある(ちょっとだけ)というお話でした。