こんにちは、ヨーコです。


私の住んでいるカナダでも春の到来を告げるイースター(復活祭)のころになると、

パステルカラーのイースターバニーやイースターエッグが店先を飾り、

ワクワクした気持ちになってきます。


イースターは復活祭と言われる通り、イエスの復活を祝うキリスト教のお祝いです。

イースターの詳しい情報はこちらで。

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キリスト教の祝日「イースター」とは?日付や起源を解説

聖書の中にはイースターバニーのことは記載されていませんが

うさぎはイースターの由来となる豊饒の春の女神のシンボルとされています。

イースターバニーのことをはこちらの記事でもどうぞ!

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イースター・バニー(うさぎ)の意味、なぜ?


不思議の国のアリスの白うさぎ

さて、もう一人(一羽?)有名なうさぎがいますね。

不思議の国のアリスの白うさぎです。


不思議の国のアリスは、1865年にイギリスのルイス・キャロル(男性ですよ!)が書いた

児童向けの小説です。のちの大人にも、人気のお話になってしまいましたが。


お話の冒頭で、懐中時計を持ってチョッキを着た白うさぎが、

「大変だ、遅刻する」と言いながら、うさぎの穴に消えていきます。

それを見たアリスもうさぎの穴に飛び込んで行って、お話がが始まるわけです。

アリスが部屋いっぱいに大きくなってしまうという有名な描写がお話の中にありますが、

これは、白うさぎの家の中で起こる出来事です。

お話の最後の方でも、白うさぎはハートの王様と女王様に仕える者としても登場します。


ちなみに私が初めてアリスのウサギにあったのは保育園の時です。

学研「母と子の世界吊作絵物語全集(全部10巻)」の2巻目、イギリスのお話。

文・立原えりか 絵・篠原勝之

何度も何度も読んだ記憶があります。

イースターバニー vs. 不思議の国のアリスの白うさぎ

まずここで、はっきりさせておかないといけないことがあります。

イースターバニーが、白うさぎの衣装を着て(チョッキ)を登場したという

目撃情報もありますが、


イースターバニーと不思議の国のアリスの白うさぎは、

同一人物(うさぎ)ではありません!



ここで違いをまとめてみましょう

国籍

イースターバニーは、たぶんドイツで、白うさぎは、イギリス。

両方ともヨーロッパというところは共通していますね。

歴史

イースターバニーは17世紀に最初に登場しています。

白うさぎは、19世紀中頃。イースターバニーの方が歴史が古いですね。

性別

イースターバニーは、蝶ネクタイをしている時もあるので、

オスとみられることが多いです。白うさぎはオスですね。

コスチューム

イースターバニーは、コスチュームをつけていない時も多いですが、

蝶ネクタイをしている姿を見かけます。

チョコレートのイースターバニーは、よく金色のラップに包まれ、

赤い蝶ネクタイをして売られています。

白うさぎは、やはりあのチョッキと懐中時計ですね。

言語能力

イースターバニーの言語能力は未確認です。

たぶん話さないと思います。白うさぎは話せます。たぶん英語でしょう。