こんにちは、ヨーコです。


二十四節気の夏至、今年(2017年)は6月21日にやってきます。

そしてその15日後には小暑(7月7日)が、

さらに15日後には大暑がやってきます(7月23日)。


夏の二十四節気の詳しい記事はこちらを!

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夏バテ防止の食べ物:二十四節気と東洋医学の五味・薬膳で夏を知る




夏バテの時期

この小暑から大暑にかけての習慣の一つに「暑中見舞い」があります。

特に大暑にの頃になると、厳しい暑さのため、夏バテの症状が出やすい時期なので

相手の健康を気遣うには、タイムリーな時期だと言えますね。


暦の上での「暑中」とは、夏の土用の18日間を指し

小暑から13日目の7月20日頃から、立秋の前日の8月7日頃までのことを言います。

土用の丑の日(どようのうしのひ)

今年の(2017年)夏土用は、7月19日(水)~8月6日(日)です。

今年はこの期間に丑の日が2回あり、

一回目は7月25日(火)、2回目(二の丑)は、8月6日です(日)です。


夏の土用は、1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期にあるので

昔から健康管理に関する習わしがありました。


食に関する習慣


  • 「う」の実ついた食べ物:梅干し、うなぎ、うどん、瓜
  • 土用餅(あんころ餅、よもぎ餅、ゆりの根が入った餅、ハラワタ餅)
  • 土用シジミ
  • 土用卵
  • 土用粥(ゆりの根等)
  • そば、そうめん
  • 牛肉

地域によって違いますが、栄養不足がちであった昔の人にとって、

栄養補給という意味で大切な時期であったんですね。


うーん、みんな美味しそう!

その他の習慣

丑湯といって薬草を入れたお風呂に入ったりしました。

柿の葉、桃の葉、カワショウブ、サネカズラ、ドクダミ、タカラコウ、

ヨモギなどのお風呂ですね。


そういえば子供の頃、お風呂ではないですが、あせも予防と対策として

母がご近所からもらた桃の葉のローションを作ってバチャバチャと

体につけた思い出があります。

(蚊帳を使っていた頃の話です)

桃の葉の丑湯も同じような効果を期待してのことでしょうね。


他には、土用灸をすえたりして、夏バテや病気回復などに効き目があるとされていました。

桃の葉ローションの作り方〜あせも対策

桃の葉の簡単手作りローション、興味のある人はどうぞ!

用意するもの

  • 水 500cc
  • 乾燥した桃の葉(漢方薬局等で購入)5グラムほど、または生の葉 20〜30グラム
  • ペットボトル等の容器

作り方

  1. 水500ccに約5gの乾燥した桃の葉を入れます。
  2. 火にかけて沸騰したら、弱火にして10分ほど煮出して下さい。
  3. 10分たったら、桃の葉は捨てます。
  4. 冷めたら、ペットボトル等の容器に入れ、冷蔵庫で保管します。

使い方

お風呂上りに、コットンに浸みこませるか、手にとって、体にパッティングしてください。

保存料が入っていないので、使用期限は1週間ほどです。