こんにちは、ヨーコです。


夏バテの症状の一つとして、全身のだるさと疲労があります。

そして、その5大原因として

  • クーラーによる自律神経の異常
  • 紫外線
  • 食生活
  • 睡眠
  • ストレス(暑さによる)

などがあげられます。


この中のクーラーに関してですが、

前回は、自律神経を乱す悪玉として記事を書きました。

↓↓↓↓

自律神経の整え方:暑さ対策、エアコン・クーラーから身を守ろう!




今回はさらに、なぜ「体を冷やす」とダメなのか

そしてその対策を考えていきたいと思います。


なぜ体温が下がると良くないのか?

私たちの体は、36.5度くらいで、免疫力もあり健康な状態です。

この状態が0.5度下がるごとに深刻な状態になっていきます。

  • 36度: 震えが始まる温度
  • 35.5度: 排泄機能、自律神経の機能が低下する温度
  • 35度: ガンが好んで繁殖する温度
  • 34度: 溺れた人が助けられた後で、回復するギリギリの温度
  • 33度: 凍死する直前に幻覚を見始める温度
  • 30度: 意識を失う温度

また、「風邪は万病のもと」と言いますが、英語で風邪を「cold」といい

英語らしくストレートに、体を冷やすとなる病気という意味になります。

つまり、「体を冷やすことは万病のもと」ということになります。


実際に、体温が1度さがるごと免疫力が30%低下し、

代謝は12%低下すると言われます。


そして免疫力の低下は、さまざまな病気へのリスクになっていきます。

例:ガン、アトピー性皮膚炎、慢性関節リューマチ、糖尿病、喘息(ゼンソク)、花粉症、

アレルギー症、胃潰瘍、慢性疲労症候群、口内炎、インフルエンザ、気管支炎、心臓病、

心筋梗塞、脳血栓、腎臓病、肝炎、


本当に色々で書ききれないです。


これで、なぜ体を冷やすとダメなのか、わかっていただけたのではないでしょうか。

冷えの原因は何か?

さて、冷えの原因ですが、

  • 筋肉不足(特に下半身)
  • クーラーの使いすぎ
  • ストレス
  • 不適切な入浴
  • 食生活

などが挙げられます。


先ほどの夏の疲れの5大原因とオーバーラップしている項目がありますね。

それは、冷えも疲れと同様、自律神経の乱れからくるからでしょう。


交感神経がはたらいて、活動・緊張モードがオン

副交感神経があまりはたらく機会がないく、休息・収束オードがオフ状態



血管や筋肉が収縮するため、血液の流れが悪くなる



冷えを感じる


という流れです。


体を温め、冷え対策!

では、どのような対策があるでしょうか?

プチ断食

イシハラクリニック院長・石原結實先生の勧める

朝昼を軽くし、夜はしっかり食べるという方法です。

詳しくはこちらの記事を!

↓↓↓↓

土用にしてはいけないこと、すべきこと:暑さ対策、プチ断食のススメ



入浴



体を温めるのに、一番手っ取り早い方法が入浴ですね。

汗が出る頃には、体温が1度上昇し、

体温が一度上昇すると、今度は免疫力も一時的ですが、5〜6倍に跳ね上がります。


いろいろな入浴方法がありますが(サウナ、半身浴、手浴・足浴)

ここでは薬湯を紹介したいと思います。

特に冷えに良いのは

  • 自然塩:ひとつかみ
  • 生姜:すりおろした生姜1個
  • ショウブ:しょうぶ(根茎葉)をそのまま
  • ダイコン:外で1週間ほど乾燥させた葉5〜6枚の煮汁
  • ミカン:外で乾燥させたミカンの皮3〜4個分
  • ヨモギ:乾燥したまたは生の葉数十枚。

があります。

筋肉運動:ウォーキング

筋肉、特に下半身の筋肉は体温の生産工場に当たるので、

ウォーキングやスクワットなど、下半身を鍛える運動をしましょう。


参考文献:

石原結實「体を温める」と病気は必ず治る(2003)株式会社三笠書房

石原結實「食べない」健康法:コストゼロで今日からできる驚異の健康革命!(2008)

東洋経済新報社


女性に限らず、体を温めるのはとても大切です。

簡単にできるものばかりなので、皆さんもお試しを!