こんにちは、ヨーコです。

灰の水曜日

2024年の灰の水曜日は昨日、2月14日でした。

そう、バレンタインデーと重なっていたんですね。


2018年の灰の水曜日に関する記事はこちらを!↓↓↓↓

灰の水曜日、レント、そしてイースター:2018年はいつ?




灰の水曜日とは、キリスト教の宗派であるカトリック教会やプロテスタント教会

レント(四旬節)の初日でイースター(復活祭)の46日前にあたります。


イエスが40日間砂漠で断食したことに由来し、

イースターまでの40日間(日曜日を除く)、節制(祈り、断食、慈善)をします。



私の夫がカトリックなので、

毎年この時期になると何を節制するのか決めることになります。

私はしなくてもいいのですが、やはり夫一人だけにさせるものナンなので一緒にします。

2024年の節制のテーマは、「禁酒」です。

なんだか、毎年同じことを言っているような気がします(汗)。

今回のやり方は、一気に禁酒するのではなく

徐々に禁酒日を増やしていくことにしました。


つまり、最初の週は、1日禁酒、次の週は2日という具合です。

マルディグラ(Mardi Gras)・太った火曜日(Fat Tuesday)

灰の水曜日の前日、

2024年は2月13日の火曜日はマルディグラまたは太った火曜日、または

パンケーキの火曜日とも呼ばれています。

節制のレントに入る直前なので、その真逆の祝宴や快楽がテーマになります。

パンケーキですが、昔々、教皇グレゴリー1世が(600年ごろ)

レント中に肉や動物性の食べ物(乳製品など)を禁止しました。

そのため、バター、ミルク、卵などを灰の水曜日の前に

使い切ってしまおうということで、パンケーキを作ったんですね。


灰の水曜日当日の礼拝

私は、リモートワークなので、お昼の礼拝に参加してきました。


教会にはいつもより多くの人が集まっていて、

白と紫色の衣装を身につけた司祭の方達もいました。


祭壇も紫色の布で覆われ、教会の天井からも大きな紫色の垂れ幕がかかっていました。

高貴さと苦しみを表す「紫」がテーマですね。




イースターに関する色のことを書いた記事はこちらを!

↓↓↓↓

イースターの春のパステルカラーとキリスト復活を象徴する色|色の意味いろいろ




灰の水曜日の礼拝がいつもと違うのは、

信者が額に灰で十字をほどこしてもらうところです。



この灰ですが、特別なもので、前年のイースターの一週間前のしゅろの主日で使われた

しゅろの灰を使います。

私もしっかりつけてもらいました!


本当かどうかは知りませんが、この灰が額に大きくはっきり出ている人ほど

罪深いと夫は言っていました。

(私の額の十字は大きくはっきりしていると言っていました!)


ちなみに私は信者ではないのですが、

灰の十字の儀式に参加しても大丈夫だと言われました。

レントの例外

節制は40日ですが、

イースターまでの(2017年は、4月16日)レントの期間は46日間。

なぜでしょう?

実は、節制は46日間ではなくて、日曜を除いた40日だけ、なのです。

ということで、週末はお酒が飲めるってことです!