こんにちは、ヨーコです。
最近は海外だけでなく日本でも、イースターを楽しむ人が増えてきました。
ディズニーランドやUSJで、イースター・パレードやエッグハントを
毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
ディズニーやUSJのイースターに関する記事はこちらを!
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イースターって何?
海外でも、季節の行事としてのイースター・バニーや
エッグハントを楽しむ人は多くいます。
サンタクロースがプレゼントを届けてくれるのと同じように
イースターには、イースター・バニーが
イースターエッグを届けてくれることになっているからです。
本来の意味としては
イースターはイエスが十字架に磔にされてから3日後に復活したことををお祝いする
キリスト教の行事ですね。
そのことについては、こちらでお話ししました。
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さて今回は、イースターのキリスト教以外の由来についてお話ししたいと思います。
イースターという名前はどこから来たの?
イースター(Easter)という名前は
古代女神、Eostre(またはEastre)に由来していると言われています。
Eostreは北ドイツのサクソン人の地母神、豊饒の春の女神して知られています。
その名前にはバリエーションがあって
Ostare、 Ostara、 Ostern、 Eostra、 Eostre、 Eostur、 Eastra、 Eastur、
Austron、Ausosと、いろいろあります。
さらに、Eostreという名前は古代の春を意味するeastreに由来しているようです。
類似の春の女神は、地中海地方の古代文化の中で様々な名前で知られ、
お祝いされてきました。
例えば:
- 古代ギリシャのアフトディーテ(Aphrodite)またはアシュタルテ(Astarte)
- 古代イスラエルのアシュトレト(Ashtoreth)
- ミケーネのデメテル(Demeter)
- 古代エジプトのハトホル女神(Hathor)
- アッシリアのイシュタル(Ishtar)
- インドのカーリー(Kali)
- 古代スカンジナビア人の豊饒の女神 (Ostara)
などがそうです。
イースターという名前とキリスト教の関係は?
さて、Eostreに関してですが
キリスト教以前には、春分の日にEostreを祝うお祭りをし
今の4月にあたる月をEostreの月としていました。
初期のキリスト教信者が
他の人たちにキリスト教を認めてもらいたいと考えた時
キリスト教のお祝いがもともとある春のお祭りに対応するように
イースター(Easter)と名付けたのです。
こういった歴史の背景のために
イースターがキリスト教の行事としてではなく
キリスト教以外にの人にとっても春という季節の行事として受け入れられているのですね。