こんにちは、ヨーコです。
ハロウィンは私の住むカナダでも、人気のある行事の一つです。
でも、意外にハロウィンの起源を知れない人も多いのでは?というのが私の感想です。
ハロウィンは、ケルト民族のお祭り、サウィン(Samhain)に起源があるとされています。
サウィンは、古いアイルランド語で、「夏の終わり」を意味します。
焚き火がたかれ、この時だけ、過去12ヶ月以内に亡くなった人たちの魂が
この世に戻ってくることができると信じられていました。
サウィンは日本でいう大晦日なのようなもので、この日を境に
一年の新しいサイクルが始まるのでした。
私はサウィンのことに関しては、アイルランド系カナダ人の夫から聞いて初めて知りました。
もっと知りたいと思ってサウィンのことを詳しく書いてみました。
↓↓↓↓
そして、特別な日には特別な食べ物がつきものです。
バームブラック
ハロウィーンの夜に出される
伝統的なフルーツ入りのパン(ケーキ)がバームブラック(barmbrack)です。
バーム(beorma)とは、古い英語で「イーストのような」
ブラック(brack)とは、アイルランド語で「斑点があるような」という意味があります。
ドライフルーツや砂糖漬けの果物の皮が、斑点のように見えるからです。
ハロウィンの夜には、
コルカノン(マッシュポテトのようなジャガイモ料理)の後に食べたようです。
コルカノンのレシピに関する記事はこちらをどうぞ!
↓↓↓↓
コルカノン同様、バームブラックの中にも、硬貨や指輪を入れて、
占いゲームをしました。
切り分けられたバームブラックに硬貨が入っていたら、金持ちになる、
指輪が入っていたら、結婚するといった感じですね。
ティーブラック
バームブラックはイーストを使いますが、ティーブラックはベーキングパウダーを使います。
ベーキングパウダーを使うので、他のケーキと同様に気軽に作れます。
なので、家庭ではティーブラックの方がよく作られるというのも、頷けますね。
ティーブラックのレシピ
用意するもの(1カップは、250ccのものを使用しています)
- ドライミックスフルーツ 2.5カップ
- 紅茶 (液体) 1.5カップ
- 小麦粉 2.5カップ
- シナモンパウダー 小さじ1
- ナツメグパウダー 小さじ半分
- ベーキングソーダ 小さじ半分
- 卵 1個
- 砂糖 1.5カップ
- レモンのマーマレード 1/4カップ
- オレンジの皮をすりおろしたもの 小さじ1
作り方
- ドライフルーツを熱い紅茶に浸して2時間置く。その後、余分な紅茶は軽く絞っておく
- あらかじめ、オーブンを175度に設定しておく。
- 9インチ(23センチ弱)のブンド型(サバラン型に似ているケーキの焼き型)に
オイルを塗っておく。 - ボールに小麦粉、シナモン、ナツメグ、 ベーキングソーダを混ぜておく
- 別のボールに卵、砂糖、マーマレード、オレンジの皮、
紅茶に浸したドライフルーツをよく混ぜる。 - (4)の粉類を、(5)のボールに、大まかな感じに混ぜ(混ぜすぎに注意!)、
ブント型に流し入れる。 - ケーキを一時間、または軽くケーキの表面を押した時、
表面がもとの位置にに戻ってくるまで焼く。 - ケーキは約2時間冷まし、型からだす。
Happy Baking & Happy Halloween!