こんにちは、ヨーコです。
今や私の住んでいるカナダを含む北米や日本でも定着したハロウィン。
もともとは、アイルランド、スコットランド、マン島など、ケルト文化のある地域の
サウィンというお祭りに由来します。
サウィンについての詳しい記事はこちらを!
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ハロウィン、北米へやってくる
さて、ハロウィンの起源であるサウィンに関してですが、
ケルト文化の神話で語られ、2000年も前から行われていたという説があります。
が、実際に記録にあるのは9〜12世紀になってからです。
北米にハロウィンが紹介されたのはずっとあとになります。
19世紀にアイルランドやスコットランドからの移民が北米にやってきて、
ようやく北米においてハロウィンがメジャーなイベントとなったのです。
20世紀の初頭になるとハロウィンは西海岸へも浸透し、
社会的地位、民族、宗教などに関係なく楽しまれるようになリました。
子供達がコスチューム(衣装)をつけてお菓子やフルーツなどをもらいに歩くことも
アイルランドやスコットランドではハロウィンの伝統的な行事でした。
この習慣は、ガイジング(guising)と呼ばれていました。
今でいう、トリックオアトリートですね。
1911年にカナダのキングストン(オンタリオ州)の新聞が
子供達がコスチュームを着て近所を回ったことが書かれていて、
これが北米における最初の記載になっています。
そして1927年には「トリックオアトリート」という表現が
初めてカナダのアルバータ州の新聞で使われました。
ハロウィン、日本へやってくる
ハロウィンが日本に紹介されたのは、もっとあとになってからです。
私が子供のころは、ハロウィンの存在なんて、全然知りませんでした。
- 1970年代 キデイランド原宿店がハロウィン関連商品の店頭販売
- 1983年 キデイランド原宿店が日本初とされるハロウィン・パレードを開催
- 1997年 ディズニーランドがディズニー・ハッピー・ハロウィーンを開催
カワサキ・ハロウィン・パレードがこの年から始まる
こんな感じでじわじわと日本にもハロウィンが浸透してきました。
サウィン、海外のハロウィン、日本のハロウィンの違い
さて、元祖ハロウィンのサウィンは、
日本のお盆と大晦日を足して2で割ったような意味合いを持っていました。
何と言っても、季節の終わりに死者があの世からやってくるのですから。
ヨーロッパではキリスト教が関わってきて、宗教色がありました。
ハロウィンとキリスト教の関係を書いた記事はこちらを!
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北米に至ると宗教色はなくなり、ジャック・オ・ランタンを飾り
子供達が仮装をしてトリックオアトリートをするポピュラーなイベントになりました。
日本へ至ると、北米同様、宗教色はないのは同じですが
トリックオアトリートより、仮装・コスチューム・コスプレにポイントが移動しました。
イベント自体も、どちらかというと「大人」のイベントですね。
2014年でしょうか、渋谷のハロウィンの、
コスチューム・ストリート・パーティーの様子を撮った動画を見つけました!
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こんにちは。ジャック・オ・ランタンのカボちゃんといいます。
ハロウィンのことを調べていて、このブログにたどり着いたんだカボ!
↓のページでこのサイトのことを少し紹介させてもらったんだ。
https://halloween-street.jp/what-halloween/origin-of-fancy-dress/
もし、ご迷惑だったら教えてほしいです。でも、OKなら嬉しいカボ!
ほかにもソーイングのこととか、調べていて追記しようと思っていたから、また参考にさせてもらえると嬉しいです。
それではm(__)m
カボちゃんさん、コメントありがとうございます。
ハロウィンはいかがでしたか?
日本では色々お騒がせなハロウィンだったようですね。
私達の家には今年は27人の子供たちが、トリックオアトリートに来ました。
100人以上来るという地域に比べると少ないですが、去年よりは多かったんですよ。