こんにちは、ヨーコです。


ハロウィーンといえば、子供達が仮装をして、トリック・オア・トリートをしながら

近所を回り、お菓子をもらって歩く行事なんですが、

実は遡ればケルト民族のサウィンに由来する、深い意味があるのです。



サウィンは、夏の終わり(10月31日)と

冬の始まり(11月1日)をお祝いするケルト民族の古いお祭りです。

この時期には、霊界から妖精や死者の魂がこの世にやってくると信じられていました。



後に時を同じくして、

キリスト教でも11月1日の万聖節(諸聖人の日)の前後合わせた3日間を

すべての死者を偲ぶ時としました。


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サウィンに関する詳しい記事はこちらを!

ハロウィンの歴史と由来〜ケルト民族のサウィン(Samhain)とは?




サウィンや万聖節には、肉は食べない伝統がありました。

そのために、ハロウィン発祥の地でもあるケルト文化のあるアイルランドでは

今でいうベジタリアンの起源とでも言えるようなご馳走が作られたのです。

その一つが、マッシュ・ポテトの料理、コルカノンです。


コルカノンは、足つきのスキレットを使って作っていたようです。

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用意するもの

  • ジャガイモ:約1キロ
  • キャベツ:1
  • 牛乳:250ml
  • ネギ:小口切りにしたネギ、大さじ1以上
  • バター:50グラム強
  • 塩、コショウ:適宜


作り方

  1. 皮をつけたままのジャガイモを、塩とたっぷり水の入った鍋に入れ、

    蓋をし沸騰させる。

  2.  半分ほど火が通った時(15分くらい後)、2/3のお湯を捨て、

    蓋をし弱火で完全に火が通るまで蒸す。

  3. キャベツは、洗って4つに切り、芯は取り除く。さらに食べやす大きさに切る。

    小ぶりの鍋で、塩を少々入れたお湯で柔らかくなるまで煮る。

    柔らかくなったら、お湯はすて、塩コショウとバターを少し加えて味をつける。

  4. 牛乳とネギを混ぜ、沸騰させる。

    ジャガイモに火が通ったら、皮を取り除き、沸騰させた牛乳とネギを混ぜ、

    フワフワになるように混ぜる。

  5. (4)にキャベツを混ぜ、味を整える。

  6.  温めておいたお皿に盛り付ける。中央を少し凹ませ、バターを添える。



コルカノンを作っている動画を見つけました。

この動画ではキャベツではなくケイルや、牛乳だけでなく生クリームも使っていますね。

少し材料も作り方持ちがいますがこんな感じで作る、とうイメージの参考になればと思います。

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昔は、指輪をコルカノンの中に入れておいて、

取り分けたコルカノンの中に指輪を見つけた独身の人が、

1年以内に結婚
すると言われていたそうです。


また、妖精や亡くなった人の魂のためのお供え物として、

寝る前に、真ん中にバターをたっぷり添えたコルカノンを出しておきました。


アイルランドでは、家庭によって違うコルカノンを作るそうですよ。

日本でも、家庭によってお雑煮のレシピが違うのと似ていますね。


簡単そうだし、ちょっとアレンジすれば(ベーコンなどを入れる)

さらに美味しくなるかもしれませんね。

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