こんにちは、ヨーコです。


毎年夏が来るたびに風邪をひくという方、本当に風邪でしょうか?

もしかしたら夏型過敏性肺炎かもしれませんよ!



夏型過敏性肺炎は、トリコスポロンというカビが原因で起こる病気です。

風邪と似ていると言われるくらいで症状は、咳、発熱だるさなどが含まれます。


慢性化すると、息切れがするなど肺炎の症状である呼吸困難などがあらわれすので要注意!


夏型過敏性肺炎の詳しい記事はこちらを

↓↓↓↓

カビのアレルギー、夏型過敏性肺炎って何?夏風邪との違いは?




トリコスポロンはなにしろカビなので、高温(20度以上)多湿(60度以上)を好みます。

風通しが悪いとさらにトリコスポロン好みになります。


今回は、そんなカビ、トリコスポロンの居場所把握し、対処に役立てるのが目的です。

水回り

浴室:

浴室は家の中でも高温多湿、しかも日当たり、風通しが悪いと、

トリコスポロンの好む条件がしっかり整っていて超危険地帯です。


壁・ドア(シャワー室の場合はシャワーカーテン)・床は、使用後にすぐに水洗いをし、

石鹸などのカビが好むものを取り除いておきます。

壁は、Tの字を形をしたスキジーやドライワイパーで、簡単に水気をとることができます。


換気扇は一日中かけておくことをお勧めします。

換気扇がない場合は、3時間くらい窓を開けておきましょう。今回は、カビの居場所把握し、対処に役立てるのが目的です。

(本当は入浴直後がいいのですが)


その他浴室でチェックしたい場所

排水溝、ラック、ホース、鏡、腰掛け椅子や洗面器、シャンプーやボディソープの容器、

石鹸入れ、ボディータオル、そして見落としがちですが天井ですね。


浴室内の小物は、体を洗うついでに、きれいにしてしまう習慣をつけると楽ですよ。


脱衣所:

脱衣所は浴室とつながっていて、しかも洗濯機を置いてあるお宅も多いはず。

ここでも「高温多湿、しかも日当たり、風通しが悪い」と

危険地帯の条件がしっかり整っています。


シンクや鏡には歯磨き粉や洗顔フォームが飛び散ったりするので、

これらも浴室と同様、使用後はさっと汚れをふき取っておきましょう。


そしてバスマット。カビだけでなく水虫の原因となる白癬菌が発生しやすい場所です。

こまめに洗うことはもちろん、バスマットが接している床もきれいにしておきましょう。

敷きっぱなしはダメです!



洗濯機も、洗濯機周り、洗濯機の中、洗濯かご等、しっかり注意しておきましょう。

洗濯洗剤、皮脂、繊維などがこびり付いていて、カビにとってはここもパラダイスです。


そして、当然ですが、トイレの便器周辺などもきれいにしておきましょう。

消臭としても有効なので、一石二鳥ですね。

キッチンシンク近辺(換気扇、シンク、コンロ周り、冷蔵庫)

キッチンは私たちの食事を作る場所ですが、カビにとっても食事の場所になります。

キッチンでは水あり水蒸気ありでカビの大好きなところです。

ここは風呂場の次にカビが発生しやすいと言われています。


なので、マメに換気扇を使って空気の流れを作ることをお勧めしますが、

その換気扇自体の掃除もお忘れなく!


シンク周り、コンロ周りも、浴室のシンク同様使用後はさっときれいにしておきましょう。

シンクの下の収納場所や冷蔵庫などの掃除も時々してくださいね。

エアコン

トリコスポロンは、エアコンの中も好みます。

実際エアコンを使う季節になると、夏型過敏性肺炎の症状が出るということはありませんか?


トリコスポロンの住処であるエアコンから送られてくる空気を吸い込んでしまい、

アレルギー症状が出るわけです。


なので、エアコンのフィルターと吹き出し口はこまめにきれいにしましょう。

フィルターをきれいにすると節電効果もあるので、これまた一石二鳥です。

畳、カーペット

畳やカーペットもカビの住処になりえます。

これらには、日と風に当てることで対処しましょう。

つまり、畳もカーペットも天日干しするということです。


畳の上にカーペットを敷くお宅もあるかもしれませんが、これは極力避けましょう。

ただでさえカビの好きな畳の湿度を上げてしまうことになります。

玄関周り、靴箱、傘立て

玄関周りも普段風通しが良くないですね。

ここでのキーポイント通気。


靴箱はなるべく扉を開けておきましょう。

靴も使用後はすぐしまうのではなく、汚れを落とし、

一晩くらい置いて湿気を取ってからしまいましょう。

使用頻度が少ない場所、掃除しない期間が長い場所

納戸、押入れ、カーテン、寝室、ベッドの下、家具の裏等。


これもお忘れなく。

さあ、敵の居場所は把握しました。あとは対処の作戦を練るだけです!


夏型過敏性肺炎のまとめ記事