こんにちは、ヨーコです。
皆さん今日も頭を使っていますか?
一つのことだけでなく、いろいろなことに頭を使ってますか?
そして時には脳の断食、瞑想をしてますか?
瞑想がなぜ脳トレと関係するかに関する記事はこちらを!
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ボケとは?
ところで、なぜ「脳トレ」に注目が集まっているのでしょうか?
それは、「ボケないため」という人が多いかもしれませんね。
ところで、「ボケる」って、どういうことだと思いますか?
ボケると言うことは、認知障害になるということですが、
これは白黒はっきりしている障害ではなく
まず軽いボケ、つまり「軽度認知症」があって、
さらにはアルツハイマー等につながっていく「認知症」があります。
今回はその軽度認知症のことをお話したいと思います。
軽度認知症とは?
軽度認知症とは英語で、Mild Cognitive Impairment
日本でもMCIとして知られています。
年をとると認知機能は衰えるものですが、
軽度認知症の人は記憶、言語、論理的思考や決定能力等が
普通以上に衰えていきます。
家族や友人、そして本人もその変化に気づくことがあります。
また、テストによってスクリーニングすることもできます。
軽度認知症(MCI)に関するスクリーニングに関する記事はこちらを!
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しかし、軽度というくらいで、日々の生活に支障をきたすには至りません。
ただ、軽度認知障害はアルツハイマー病等の他の認知症に発展する可能性があります。
ずーっとそのままといういう人もいますが。
平成24年(2012年)の厚労省研究班推計によると、
高齢者(65才以上)の中で、軽度認知症が老いの人は約400万人
高齢者の13%は軽度認知症だと推定しています。
認知症の人はもっと多くて、約462万人と約15%の高齢者が認知症だと推定しています。
軽度認知症になる原因や、認知機能への影響は一つだけではありません。
認知機能への影響に関しては、主に記憶の機能が影響されるようですが。
軽度認知症の種類
軽度認知症には主に2つの種類があります。
- 健忘型認知障害
これは記憶の障害がメインで、一番一般的な軽度認知症です。 - 非健忘型認知障害です
これは記憶の機能は大丈夫ですが、他の認知機能(実行機能等)に障害があります。
軽度認知症の診断はどのようにするのか?
医療関係の場で診断してもらうのですが、
- 大切な約束を忘れてしまう
- 会話の内容や最近の出来事を忘れてしまう
- 言葉が出てこない
- 思考の流れが続かない
- 計画ができない
- 知っているはずの場所で迷子になる
- 決断力の低下
などが判断の決め手になります。
軽度認知症を診断できるテストに関しての記事はこちらを!
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軽度認知症の人、そして家族への影響
軽度認知症は記憶や思考に微妙な、しかし計測可能な変化をもたらします。
日々の生活に大きく影響しないとは言っても、
お金のことに関して、または仕事に関して新しく複雑な事を学ばなければいけない時の
効率に影響してきます。
軽度認知症は、本人の気分、社会参加、自信、整理したり計画する能力にも影響します。
そしてこういった影響は本人だけでなく、家族など身近な人にも影響を与えます。
家族や身近にいる人は軽度認知症の人のヘルプをするという新しい役割に直面します。
それと同時に、短な人の認知機能の低下を目の当たりにし、
喪失感など気持ちの整理が必要になってきます。
軽度認知症がされた後の将来は、予測できません。
しかし、早めの診断は、脳トレなどによって(!)
軽度認知症の影響を最小限に食い止める事ができるかもしれませので、とても重要です。
また家族にも将来の事を計画するとうい選択肢を与えてくれます。