こんにちは、ヨーコです。


私が初めてハロウィーンを体験したのは

1994年、留学できていたカナダの小さな町、

フォート・セント・ジョン(Fort St. John)でした。

通っていたコニュニティー・カレッジがハローウィンのイベントを主催していたので

友達と仮装して出かけ、ジャック・オー・ランタン、

つまり、「カボチャちょうちん」を作るコンテストに参加したりしました。


さすがに、トリック・オア・トリートの経験はないです。

やはりお菓子をもらいに行くにはちょっと年を取りすぎているので。



今年(2017年)のハロウィーン、今時のハロウィーン

今年2017年のハロウィーンは10月31日の火曜日です。

ハロウィーンは、毎年10月31日なんですが、

最近思うに、年々ハロウィーンが来るのが早くなってきているということです。


例えば8月も後半になると、

すでにお店でハロウィーンに関するグッズがチラホラ見かけるようになります。

ここ2〜3年のことです。


確かにイースターの後にこれといって季節の行事もなく

「待ちに待った」季節の行事に当たるのでしょう。


ハロウィーンの前の行事、イースターのことを知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

↓↓↓↓

キリスト教の祝日「イースター」とは?日付や起源を解説




それにしても、ハロウィーン商戦、もう8月からスタートしてしまうんですね。

でも、仮装するのはやっぱり当日ですよ!


ハロウィーンの本来の意味

ハロウィーンの伝統は、

アイルランドやスコットランドからの移民によってカナダへもたらされました。

アイルランドやスコットランドは、

今でも地域独自のケルト語、芸術、歴史、音楽、舞踊、文学といった

文化的特性が残っている地域です。


そして、ケルト族の10月31日の夜には、あの世からの魂や幽霊が

現世を訪れる、と信じられていました。

なんだか、日本の「お盆」に似ていますね


この魂や幽霊は、この世の人に悪さをしたり、さらっていってしまうと言われています。

その対策として、幽霊のような格好をして、本物の魂や幽霊を混乱させよう!

となったのが、ハロウィーンの始まりなのです。



また、ハロウィーンは

霊がメッセージを伝える時だとも考えられていました。

地域によっては、未婚の女性がアツアツに溶けた鉛を水に流し込み、

固まった鉛の形から、将来の夫に関する手がかりが得られると信じられていました。





ハロウィーンの歴史や由来に関する詳しい記事はこちらを!

↓↓↓↓

ハロウィンの歴史と由来〜ケルト民族のサウィン(Samhain)とは?



なぜ日曜はダメだったのか

ハロウィーンの曜日は、毎年違いますが

地域によっては日曜日の夜はハロウィーンはしなかったところもあるそうです。


2000年代になってようやく日曜のハロウィーンが解禁になっところもあるそうですよ。

その理由としては、

やはり日曜日はキリスト教の安息日であることが関係しているのではないでしょうか。

ハロウィーンは休日?

残念ながらハロウィーンは休日ではありません。

学校、会社、お店、郵便局等、普通に開いています。 


とはいっても、やはりスペシャルな日、

会社や団体でも営業時間後にハロウィーン・パーティーを開催したりします。


ハロウィーンの日(または前日)に、

すでに仮装して通学・出勤している人を見かけますよ。


去年は私も、電池でピカピカ光る、小さなジャック・オー・ランタンのイヤリング

(カナダの百円ショップ、Dollaramaで売ってました)をつけて出勤しました。


交通機関ですが、これも通常通りに運転しています。


自家用車を運転する人は、夕方5時頃になると、住宅街を走る時は、注意して運転します。

小さい子供は、5時頃からトリック・オア・トリートをしに近所を回り始めるからです。

小さい子供には親が付いて回っていますが、運転する側も気をつけないと、ですよね。

ハロウィンのまとめ記事