こんにちは、ヨーコです。


イースターって何?

日本でもイースターを楽しむ人たちが増えてきたようです。

3月下旬または4月上旬になるとイースターエッグや

イースター・バニーをモチーフにした

スイーツや、カード、ポスターなどを見かけるのではないでしょうか?

イースター・バニーやイースターエッグの関しての記事はこちらをどうぞ

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イースター・バニー(うさぎ)の意味、なぜ?

イースターエッグの意味と由来、卵はなぜ、どこから来た?



私の住んでいるカナダでは、イースターはとても大切なイベントです。

イースター直前の金曜日は、聖金曜日またはグッド・フライデーといって休日になります。


カナダの州ごとのイベントに関してはこちらの記事をどうぞ

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イースター(復活祭)の休日、カナダの季節の行事



日本では、お正月に家族が集まって新年を祝うように

カナダではイースターは家族が集う季節の行事です。


私の義両親がプリンス・エドワード島(PEI)に住んでいるので

イースターには義両親のところでイースターを迎えます。

私はもういい大人なのですが、イースターの朝には

夫が前日に隠しておいたチョコレートのイースター・バニーを探したりします。


日本でもそうですが、季節の行事の今と昔って、少し違いますよね。

今回は義両親が子供の頃のイースターの思い出を聞いてみました。


テレサ(義母)のイースターの思い出

子供達はイースターをとても楽しみにしています。

テレサの家はファーム(農場)を営んでいて

テレサには4人の兄弟がいました。

イースターの朝は、誰が一番多くのゆで卵を食べることができるか、競争になったそうです。

このゆで卵は、テレサのお母さんが用意しておいたもので

2〜3ダースもの卵を茹でておいたそうです。

テレサは5個くらいのゆで卵を食べたのを覚えているそうです。


その後、手持ちの中の一番いい服を着て、教会へイースターの礼拝へ行きました。

年齢に関係なく女性はボンネット(bonnet、帽子)をかぶり、教会へ出かけたそうです。

ちなみに、このボンネットは、この後夏まで使用したようです。


イースターの夜は、ガチョウ(または鴨)ののディナーでした。

このガチョウはもちろんファームで飼育しているガチョウです。


テレサの家のイースターはどちらかというと質素なものだったようです。

イースターエッグもシンプルなゆで卵だし

女性のボンネットも毎年新しく、とは限らなかったようです。




ビル(義父)のイースターの思い出

ビルの家は、テレサの家よりも少し裕福だったようです。


朝起きると、イースター・バニーが置いていった

チョコレートのイースターエッグや

イースター・バニーの入ったバスケットを探しました。

イースター・バニーがちゃんと来るように、前の夜には人参をむいて用意したそうです。


普段の日の朝食はポリッジ(洋風粥)を食べたそうですが

イースターの朝はゆで卵を食べたそうです。

テレサの家とちがって、ゆで卵を食べる競争はなかったみたいですね。


その後、教会へイースターの礼拝へ行ったのはテレサと同じです。

ビルの記憶では、女性はみんな新しいイースターのボンネットをかぶったそうです。

そしてイースターの夜ははローストハムで祝ったそうです。

(ビルの家ではクリスマスもローストハムで祝ったと言っています)


同じカナダでも、家庭によってお祝いの仕方が違いますね。

これからイースターの新しい思い出を作っていくみなさんへ


おまけ映像です。PEIを含め東海岸では、雪景色のイースターの時もあります。

2015年のイースターです(4月5日)の動画を見つけました。

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Happy Easter!