こんにちは、ヨーコです。
私は今カナダの東海岸で暮らしています。
自然が豊富で、空気も景色も綺麗なところなんですが、
食べ物、となると日本が一番!と胸を張って言えます。
日本では何しろ全てが新鮮ですね。
こちらでは、スーパーに行っても、よくこれで売っているな、
と呆れてしまうほどしなびた野菜が平気で店頭に出ています。
流通が日本ほど発達していないので、
生産地から、効率よく食品が届かないんですね。
お隣のアメリカやヨーロッパの事情はよくわかりませんが、
日本より良いところがあるとは、考えにくいです。
そんな海外ですが、日本と同様高齢化が進んでいます。
高齢者がいかに心身ともに健康で自立して生活していくためには
どうしたら良いのかという、研究に注目が集まっています。
海外では、どんな食べ物で、脳力がアップを狙うのでしょう?
全粒粉(wholegrain)の食品
いわゆる、炭水化物から脳のエネルギ源であるブドウ糖を摂取しよう、ということですね。
全粒粉の食品を食べることによって作られたドウ糖は、
ゆっくりと血液中に吸収され、脳に届いていきます。
全粒粉の食品には、シリアル、パン、ライス、パスタなどがあります。
脳の健康にとって、炭水化物が大切という記事はこちらを!
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脂ののった魚
いわゆる、シナプスの働きを効率よくさせるDHAを摂取しよう、ということですね。
紹介されている魚には、サケ、マス、サバ、ニシン、イワシ等です。
減少したDHAは、アルツハイマー病や記憶障害関係があるとされています。
海外では、ベジタリアンも多いので、ベジタリアンの人たちは、
サプリなどで、DHAを含んだオメガ3を補いましょう!と周囲を促しています。
脳の健康にとって、DHAが大切という記事はこちらを!
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ブルーベリー
スーパーフルーツと知られるブルーベリー。
アントシアニンを積極的に摂取しようということです。
アントシアニンとは、抗酸化物質ポリフェノールの一種で、青紫色の天然色素です。
アントシアニンは、目に良いことで知られていますが、
脳の血管障害を予防するということもわかっています。
濃い赤や紫の野菜やフルーツにも同じアントシアニンが含まれています。
なのでブルベリーの他にも、
ブラックベリー、チェリー、クランベリー、ナス、ブドウ、プラム、プルーン
などがそうですね。
トマト
リコピンを積極駅に摂取しようということです。
リコピンとは、抗酸化物質カルテノイドの一種で、黄、橙、赤色などを示す天然色素です。
昔学校で習った、カロチン(今はカロテンという)は、カルテのイドの一種ですよ。
2007年に、名古屋大学と藤田保健衛生大学の共同研究で、
リコピンが脳神経細胞を保護する可能性があることを発表しています。
さらに2015年には、インドの研究グループが(Sachdeva & Chopra, 2015)
アルツハイマー病のネズミを使った実験で
リコピンが脳の炎症を改善し、アルツハイマー病に伴う記憶障害も改善したと報告しています。
『トマトが赤くなると医者が青くなる』
トマトも侮れないですね!
ビタミン
ビタミンB6、B12、葉酸が、血液中のホモシステインのレベルを下げると言われています。
ホモシステインが多いと、認知機能の低下、アルツハイマー病に関係しています。
そして、認知機能の低下、アルツハイマー病は、脳の萎縮に伴って進行します。
ビタミンB6、B12、葉酸を摂取した軽い認知機能の低下が見られる高齢者(70才以上)の
脳の萎縮のスピードが軽減されたという研究も発表されています(Smith et al., 2010)。
鶏肉や卵がオススメです。
海外で紹介されている脳力アップの食品でした。
個人的には、ブルーベリーに注目しています。
最近目もショボショボしてきたので、脳力アップで一石二鳥を狙いたいです。
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