こんにちは、ヨーコです。
脳トレのことを色々書いていますが、
「脳トレ」より、「ブレインフィトネス」の方がタイトルとしてよかったかな、
などと最近思っています。
もともと、このカテゴリー(高齢者の脳トレ情報)の記事を書いている時
脳をベストな状態に持っていくヒントを、考えられるすべての側面から書こう!
というのが目的だったからです。
脳トレというと、パズルとかゲームとか、
脳をトレーニングするために開発されたものを想像してしまいますよね。
でも、本当に脳を最適化するには、運動から食事、レジャー、人間関係、
ストレスなども含む心理的状態、そして、脳トレまであらゆる要素が絡んでくると思います。
なので、ブレインフィトネス、という方がなんとなく
総合的な感じがするのですが...。
この件に関しては、ご意見がありましたよろしくおねがいします。
余談ですが、レジャーや人間関係のの重要性を理解しているために、
このブログには、季節の行事の記事なども書いています。
というわけで、今回は食事と脳の関係について書いてみたいと思います。
脳が必要としている食べ物は何?
私たちの脳は、糖の一種であるブドウ糖(グルコース)が、エネルギー源となっています。
ブドウ糖って、理科のの時に習った...はずですよね(汗)。
で、そのブドウ糖ですが、様々な食品から摂取することができます。
炭水化物(糖質)、つまり米、パン、麺類、イモ類はよく知られていますね。
糖質というくらいですので、砂糖、はちみつ、あと果物もそうです。
またまた余談ですが、チョコレートには砂糖が含まれいるので、
炭水化物が栄養素の一部になっています。
同じ量でも、お米よりも炭水化物は多く含まれてるので
命をつなぐ目的の食品としは大変効率がいいです。
さて、炭水化物は、消化されるとブドウ糖に変わり、血液中に入ります。
このブドウ糖が脳のメインの「食べ物」なのです。
たんぱく質や脂質などは通しにくく、結構好き嫌いが激しいですね。
実際、脳の血液脳関門という検問所で、厳しいチェックを受け、
ブドウ糖は余裕で脳への通過を許されるのです。
炭水化物ですが、複合糖質と単純糖質とに分けられます。
簡単な構造の単純糖質は加工食品や菓子類に含まれ、これらは体内で素早く吸収されます。
激しい労働や運動で、すぐに糖質が必要な時は有効です。
そうでない時は、やはり自然食品に含まれていることが多い複合糖質がベターです。
複合糖質はゆっくりと吸収されれるので、
血糖値の上昇による糖尿病などにつながりにくいです。
あと、覚えておきたいのは、脳にはブドウ糖を貯蔵することができないということです。
脳内のブドウ糖がなくなると、外から取り入れるしかないのです。
高齢者を対象にした実験
食べたものは意外に早く認知機能に影響を及ぼすようです。
認知機能に関する記事はこちらを!
↓↓↓↓
いくつかの研究のうち、最近の論文によると(van der Zwaluw et al., 2014)
記憶力に不安がある高齢者がサッカリン(人口甘味料)そ摂取した後、
注意機能と情報諸機能の向上が見られたということです。
注意機能に関する記事はこちらをどうぞ!
↓↓↓↓
参考文献:
van der Zwaluw, N. L., van de Rest, O., Kessels, R. P., & de Groot, L. C. (2014).
Short-term effects of glucose and sucrose on cognitive performance and mood in
elderly people. Journal of clinical and experimental neuropsychology, 36(5), 517-527.
なるほど、脳にいいだけではなく、即効性もあるということですね!
高齢者の脳トレに関するまとめ記事