こんにちは、ヨーコです。
3か月ほど前に、アメリカ経由の日本・台湾旅行の前にエスタを新規申請した際のは、
「警告とお知らせ」について記事を書きました。↓↓↓↓
あれから約3か月が経過し、コロナウイルスで世界が大きく変わっている中、
ESTAのサイトが気になり、ちょっと覗いてみると、
なんと「警告とお知らせ」が別のものにかわっていました。
前回と同様、内容は日本語サイトでも英文のままです。
In accordance with Proclamation—Suspension of Entry as Immigrants and Nonimmigrants of Certain Additional Persons Who Pose a Risk of Transmitting Coronavirus, effective at 11:59 p.m. eastern daylight time on March 16, 2020, the entry into the United States is suspended for most individuals, other than United States citizens and lawful permanent residents, who have been physically present within the United Kingdom, excluding overseas territories outside of Europe, or the Republic of Ireland within 14 days of travel to the United States. Proclamation 9993 regarding travel from a Schengen Area country also remains in effect. Any traveler with a valid ESTA who is subject to the Proclamation and who attempts to travel the United States in violation of the Proclamation will have their ESTA canceled. ESTA will not refund applications that are canceled due to this Proclamation. Travelers who have questions about whether they are subject to, or exempted from, the Proclamation should refer to the Proclamation language, and consult with the U.S. Department of State and the air carrier, as appropriate, in advance of travel to avoid travel disruptions. Proclamation 9984 (Suspension of Entry as Immigrants and Nonimmigrants of Persons Who Pose a Risk of Transmitting 2019 Novel Coronavirus and Other Appropriate Measures To Address This Risk), Proclamation 9992 (Suspension of Entry as Immigrants and Nonimmigrants of Certain Additional Persons Who Pose a Risk of Transmitting 2019 Novel Coronavirus), and Proclamation 9993 (Suspension of Entry as Immigrants and Nonimmigrants of Certain Additional Persons Who Pose a Risk of Transmitting 2019 Novel Coronavirus) all remain in effect.
大統領令9984
2020年3月16日1、午後11時59分(東部夏時間)より、
米国国籍を所有する人と合法永住者以外の外国人で、米国入国前14日以内に
英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の海外領土を除く)
またはアイルランドの滞在歴にある人の入国を禁止します。
大統領令9993
大統領9993ですが、シェンゲン協定国ヨーロッパ26か国からの入国も
同様に禁止となります。
シェンゲン協定国ヨーロッパ26か国ですが、以下の国です。
1.オーストリア
2.ベルギー
3.チェコ
4.デンマーク
5.エストニア
6.フィンランド
7. フランス
8.ドイツ
9. ギリシャ
10.ハンガリー
11.アイスランド
12. イタリア
13. ラトビア
14. リヒテンシュタイン
15.リトアニア
16.ルクセンブルグ
17.マルタ
18.オランダ
19.ノルウェー
20.ポーランド
21.ポルトガル
22.スロバキア
23.スロベニア
24.スペイン
25.スウェーデン
26.スイス
有効なESTAを持ち、この大統領令に該当するにもかかわらず、
米国への入国を試みる(違反)外国人はESTAをキャンセルされることになります。
ESTAをキャンセルされると後々、めんどうなことになりますので、ご注意を。
面倒なコトの具体的な例に興味のある方はこちらを!↓↓↓↓
この宣言により、キャンセルされたESTAに関しての返金はありません。
宣言の対象となるのか、宣言の免除を受けるのかについて質問がある人は、
宣言に関する内容を参照し、米国に相談する必要があります。
つまり、米国国務省(英語)、航空会社へのお問い合わせをお願いします、ということです。
大統領宣言9984、9992、9993が引き続き、有効となっています。
大統領令9992
大統領宣言9984と9993は前述しましたが、9992では、
イラン・イスラム共和国と中国(香港特別行政区及びマカオ特別行政区を除く)に
米国入国前14日以内の滞在歴のある人の入国禁止をいっています。
こういう時は、動かないに限るのですが、どうしても米国に行く必要のある人は
上述したように、米国国務省や航空会社へのお問い合わせをしっかりとお願いします。