こんにちは、ヨーコです。
私はカナダに住んでいますが、日本人であるということには変わりなく、
飛行機でアメリカに行く際、またはアメリカ経由で他国へ旅行に行く際には、
ESTAが必要になってきます。
ESTAの基本情報
ESTAとは、Electronic System for Travel Authorization、
電子渡航認証システムのことですね。
2010年から始まったシステムで、アメリカへ行くときに
ESTAがあればビザ(査証)無しでもよいことになります。
必要な費用は、14ドルで、有効期間は2年となっています。
そして、有効期間の間は、複数回使用することができます。
ただ、最新の情報、例えば泊まるホテル等の情報は、その都度、更新する必要があります。
そして、すべての手続きはオンライですることになっています。
費用もオンラインでクレジットカードを使って支払うことになります。
オンライン手続きのよいところで、大概は、即時に回答が得られますよ。
ESTA申請に必要な情報を準備しよう!
ESTAの日本語のサイトから申請すれば、説明は日本語でされているので、
あまり心配することはないでしょう。
英語での記入とはいっても、実際にはローマ字で記入なので、
ちょっと準備しておけば、大丈夫す。
英語で文章を作るとか、そいういったことはありません!
さて、ローマ字記入のために用意しておきたい項目です:
姓名:苗字と名前は、ローマ字で別々に記入することになりますが、
パスポートに記載されている通りにすると良いでしょう。
出生した市区町村名
両親の姓名:わからないときは、UNKNOWN(わからない)と記入してください
住所(ホームアドレス、市区町村、都道府県):ホームアドレスですが例えば、
「静岡県静岡市葵区長崎123」、の場合、長崎123が、ホームアドレスになります。
米国内連絡先情報(氏名、ホームアドレス、市区町村、都道府県、電話番号):
(アメリカへ乗り継ぎ目的の方は必要ありません)
ホテルへ滞在の方は、ホテル名を氏名として扱ってください。例えば、
「1 Ave de Lafayette, Boston, MA 02111, USA」というアドレスの場合、
1 Ave de Lafayetteがホームアドレス、
Bostonが市区町村、MAが都道府県(州)ということになります。
電話番号も用意しておいてくださいね。
米国内及び米国以外の緊急連絡先情報 (姓名):
もし緊急連絡先がない場合は、UNKNOWN(わからない)としてください。
あと、メールアドレス、電話番号も用意しておいてください。
メールアドレスがわからないときは、UNKNOWNとしてください。
電話番号がわからないときは、国番号と電話番号には、0を入れておきます。
(例:国番号:000、電話番号:000000000)
ローマ字で準備しておくのは、このくらいです。
ESTA申請の流れ
さて、全体の流れですが、
- 免責事項
- 申請者の情報
- 渡航情報
- 適格性に関する質問
- 申請内容の確認
- 支払い
と進んでいきます。
そして、重要な回答ですが、
渡航認証許可
渡航、認証保留
渡航認証拒否
の3種類があります。大概即時回答で、渡航認証許可が出ると思います。
渡航認証保留が出た場合、72時間以内に回答がされるはずです。
(私の場合は24時間以内に回答が出ました。)
渡航認証拒否の場合は、その理由にもよりますが(理由は残念ながら知らされません)、
もう一度申請してみるかビザの申請に切り替える、かを考えたほうがいいと思います。
渡航認証許可がでたら
申請番号と有効期限が記されたページを印刷しておきましょう。
米国大使館によると空港で提示する必要はないようですが、
私の場合いつも提示を求められます。
その他の注意事項
渡航認証許可の期間の再確認
私もそうでしたが、渡航認証許可が出て有効期間が十分あっても、
知らない間にESTAが無効になっていることもあります。
なので、渡米前に十分余裕を持って申請し、
かつ、渡航認証許可後も一度は許可の確認を行ったほうが安全だと思います。
パスポート盗難後のESTA申請
パスポートを盗難されたりした場合、新しいパスポートを発行して
ESTAも新たに申請します。
その時に、間違って古い(盗まれた)パスポート番号を記入しないよう注意しましょう。
認証拒否になって入国審査で別室送りということになりかねません。
こういう面倒臭いことになるという経験書いた記事はこちらをどうぞ!
↓↓↓↓
アメリカの入国審査やESTAの申請に関するまとめ:トラブル編