こんにちは、ヨーコです。


2月14日誰もが知っているバレンタインデー。

聖バレンタインにあやかって、世界中が「Love」なムードに包まれます。


バレンタインの歴史、聖バレンタインに関する記事はこちらを!↓↓↓↓

バレンタインの意味や歴史は?聖バレンタインって誰?

海外のイベントが日本に定着すると、往々にして

もともとのイベントとは異なることが多いようです。

ハロウィンなんかが良い例ですね。↓↓↓↓

ハロウィンの歴史と由来〜ケルト民族のサウィン(Samhain)とは?




しかし、バレンタインデーはさらに日本独特路線を行きます。

日本のバレンタインデーの歴史をを、ちょっと調べてみました。

戦前のバレンタインデー

1936年

神戸モロゾフ製菓(現在のモロゾフ)

日本で初めてのバレンタインの広告を出しています。(英字新聞「ジャパンアドバタイザー」)

「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーですね。


出典:https://ameblo.jp/talk226/entry-12128786074.html


余談ですが、1992年に聖バレンタイン殉教の地イタリア・テルニ市が、

神戸が日本のバレンタインデー発祥の地とし、神戸市に愛の像を送っています。↓↓↓↓


出典:http://www.morozoff.co.jp/quality/valentine/

戦後間もなくのバレンタインデー

1958年

メリーチョコレートカムパニーが、伊勢丹新宿本店で、

日本で初めてバレンタインデーのチョコレートを販売しました。


1960年

森永製菓がチョコレートのバレンタインデー企画をマスコミを使って大々的に展開


ここまで見てみますと、まだ女性から男性へというパターンは見受けられませんね。


バレンタインデーの定着

1970年代

女性から男性へチョコレートを贈るという「日本型バレンタインデー」の様式が成立。


なぜ、どのようにこのパターンになったかは謎に包まれています。

現代日本社会におけるバレンタインデー文化の、起源、普及過程、社会的機能、歴史的意義などについては、民俗学、社会学、宗教学、歴史学(文化史、商業史)の各分野から研究されるべき事項であるが、バレンタインデーに関するまとまった研究は存在しない。


日本のバレンタインデーの特徴

日本の独特路線と言いましたが、実際に何が独特かと言いますと、

  • 贈り物がチョコレートであること、またはそれに重点が置かれること
  • チョコレートが、女性から男性への贈り物であるということ
  • 女性の愛情表明の機会だと認識されているということ
  • 職場でもチョコレートが送られるということ
  • キリスト教との直接的関連はほとんど意識されていないということ

チョコレートの種類

私が日本に住んでいた時は、本命チョコと義理チョコくらいの区別しかありませんでした。

今はさらに、細かくカテゴリーが出来ているようですね。

  1. 本命チョコ・本チョコ:女性から好きな男性へ
  2. 義理チョコ:女性から男性の友人へ
  3. ユリチョコ:女性から好きな女性へ
  4. 友チョコ:女性から女性の友人へ
  5. 社交(シャコ)チョコ:女性から会社の男性へ
  6. 世話チョコ:女性からお世話になっている人へ
  7. 誕チョコ:女性からバレンタインデーが誕生日の人へ
  8. 弁チョコ:女性が自分のお弁当として
  9. ネトチョコ:女性からネット上の友達へ
  10. ツイチョコ:女性からTwitter上の友達へ
  11. 俺チョコ:女性から自身へ
  12. ファンチョコ:女性から芸能人へ
  13. ファミチョコ:女性から家族へ
  14. 逆チョコ:男性から女性へ
  15. ホモチョコ:男性から男性へ

と、いろいろな呼び方がありますね。


自分のことになってしまいますが、

カナダ人の夫はチョコレートよりよりもビールがいいというので、

バレンタインには「本命ビール」を送っています。

そして夫は私にチョコレートと花(ラン)を送ってくれます。


皆さんは、誰に何を送りますか?


カナダでのバレンタインの過ごし方を紹介しました。詳しくはこちらをどうぞ!↓↓↓↓

バレンタインの海外事情:カナダ編