こんにちは、ヨーコです。
冷え性や寒暖差アレルギー(寒冷蕁麻疹)のある私にとって、
体を速攻で温める対策はいくつあっても足りません。
体を冷やすのは万病のもと、ということを説明した記事はこちらを!
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夏の冷えもコワイ、夏こそ体を温めてストレス・フリー!
私の同僚に、ヤンという中国人女性がいます。
彼女のデスクの方からいつもポコポコとお湯を沸かして
何かを作っている音がするので聞いてみました。何を飲んでいるのかと。
すると、帰ってきた答えは、「体を温めたいから、ジンジャーティーをね。」
これが彼女の飲んでいたジンジャーティーです。↓↓↓↓
ジンジャー・ティーとは
ジンジャー・ティーは生姜からつくった飲み物で、ハーブティーの一種です。
東アジア、東南アジア、南アジア、
そして中近東で植物治療として使われたれ長い歴史があります。
なるほど、中国人のヤンがジンジャー・ティーを飲んでいることにも頷けますね。
バリエーション
生姜は東南アジア原産で古代から中国やインドで栽培されてきました。
ヨーロッパに紹介されたのは、
香辛料貿易の時代にアラブの商人からもたらされたと考えられています。
今では生姜は中央アメリカやアフリカでも栽培されています。
ジンジャー・ティーは国や地域によっていろいろなバリエーションがあります。
ブルネイ、マレーシア、シンガポール
ブルネイ、マレーシア、シンガポールでは、ジンジャー・ティーは「teh halia」と呼ばれます。
甘い生姜味のミルクティーのことで、牛乳の代わりにコンデンスミルクを使います。
甘さは、このコンデンスミルクからきているんですね。
インドネシア
インドネシアでは、ジンジャー・ティーは「teh jahe」と呼ばれます。
ジャヴァでは、椰子の砂糖やパンダンリーフなどの
ハーブやスパイスを入れたジンジャー・ティーが
「wedang jahe 」と呼ばれ親しまれています。
椰子の砂糖ではなく、黒砂糖を代用にするときもあるようですね。
パンダンリーフの他に、
レモングラス、クローブ、シナモンなどもよく紅茶に加えられるレシピです。
牛乳やコンデンスミルクを加えて、ミルクティーとしても楽しめます。
日本
日本では、おなじみの生姜湯。
生姜をお湯に加えて作りますが、片栗粉でとろみをつけることもあります。
片栗粉を加えることでさらに保温性を高めています。
韓国
韓国のジンジャー・ティーは「생강차・ 生薑茶」と呼ばれています。
作り方は、生姜のスライスを煮出したり、
はちみつ漬けの生姜や生姜のジャムをお湯に溶かしたりしていただきます。
フィリピン
フィリピンでは「salabat」と呼ばれるジンジャー・ティー。
生姜を煮出し、はちみつや砂糖を加えていただきます。
私の好きなレシピ
というわけで、ジンジャー・ティーには様々なバージョンがあるようですね。
私が個人的に好きなのは、はちみつで甘くした生姜とミルクティーの組み合わせです。
ここでは、すりおろした生姜の汁を加えていますが
紅茶と生姜を煮出し、なんちゃてチャイティーでもいいかとも思います。
ジンジャー・ティーはで、寒さからくる病気を防ぎましょう!
ジンジャーティーの健康への効果
おいしいし、体も温まるし、それだけでもよいのですが
ほかにも健康に良い効果があるので、ちょっと紹介したいと思います。
- 頭痛を和らげる
- 吐き気を和らげる
- ダイエットにも
- 免疫力アップ
- 認知機能アップ
- 心臓病のリスクを減らす
どうでしょう?
冷え性対策にもなり、こんなに効果があるジンジャーティー、
日々のティータイムのレパートリーに加えてみたいと思うのは、私だけではないと思います。