こんにちは、ヨーコです。
クゥワークル (または、クワークル)を知ったのは、
暮しの手帖85(12−1月号)の
「冬休みはみんなでボードゲーム」という特集でした。
ゲームの概要としては
- 年齢:6歳〜
- 遊べる人数と所要時間:2〜4人 30〜60分
- 税込価格:3498円
- デザイナー:Susan McKinley Ross (2006年発行)
- 商品の説明:クゥワークルは同じ色または同じ形のタイルを並べて得点を競う、とてもシンプルなゲームです。お子様から大人の方まで幅広い年齢の方にお楽しみ頂けます。6枚(重複なし)のタイルを並べて「クゥワークル」を完成させよう!! シンプルさの中にも知略・戦略が必要とされ最後はハラハラ、ドキドキの展開に!! (Amazonより)
と、こんな感じです。
海外の歴代ボードゲームの上位60にも入っていて
たくさんの賞も受賞しています。
ゲームのルール:してはいけないタイルの並べ方
ゲームのルールについては、多くのウェブサイトで説明されていますが
どんな事がルール違反になるのかは、あまり紹介されていません。
例えば、説明書には
「列はそれぞれ同じ色または同じ形のグループのタイルで作られます。
但し、すでに列にあるタイルと同じタイルは
その列につなげることはできません。」と。
どいうことかといいますと、下の例のように、同じタイル(濃い青)を
同じ列につなげてはいけないということです。
また、タイルを置くときはすでに置かれてあるタイルと
同じ色もしくは同じ形のタイルをつなげるように置き列を作っていきます。
どういうことかと言いますと、下の例のように、
黄色のタイルがすでに2枚置かれているので、
この列には黄色のタイルしか置けません。
勝手に形の列に変えてはいけないということです。
ルールは簡単と言われていますが、私と夫は2回プレイしても
ルール違反を繰り返していました(故意ではありません)。
知育、脳トレとしてのゲーム:子供やお年寄りにもおすすめ
さて、このクゥワークルですが、脳をマッサージするゲームとしても注目されています。
様々なオプションの中から、得られるポイントの大小を比較するという
数学的問題解決能力と代替オプションを検討する能力、つまり
論理展開能力がトレーニングされます。
その結果、子供の場合、流動的知性(柔軟な思考能力)や
新しい局面で、論理的に考え、問題を解決する能力が培われます。
クゥワークルは、視覚・空間的推理を必要とするので
空間作業記憶(spatial working memory)を駆使することにもなります。
もちろん、基本の視覚探索も必要です。
出典:Nyamsuren, E., & Taatgen, N. A. Qwirkle: From fluid reasoning to visual search.
応用
夫と二人でプレイしたとき、すべてのタイル108枚を使って、約一時間所要しました。
Nyamsurenは、半分のタイル54枚をランダムに選んで二人用としました。
時間に制限があるときはタイルの数を減らすのもありですね。