こんにちは、ヨーコです。
最近注目の瞑想
最近瞑想が脳にいい、ということで注目を集めています。
実は私も最近、この「瞑想」なるものが気になっていました。
毎週学部内メールが届くので、月曜日の昼休みに(12:15pm-12:45pm)
瞑想(mindfulness training)に参加できることは知っていました。
でも今までなかなか足を運べずにいました。
企業でも、アップル、グーグル、ナイキなど、従業員に瞑想を奨励していますね。
日本でも、楽天や日本郵船などが一部のプログラムで瞑想を取り入れています。
瞑想とは?
瞑想には、様々な定義があります。
共通していることは、自分の心に添う、ということだと思います。
「心を集中させる」だとか、「無心になる」という言い方もありますが。
瞑想の方法も様々です。
- マインドフルネス瞑想(Mindfulness):
呼吸などに何か一つのことに集中する瞑想。 - 超越瞑想(Transcendental Meditation、TMとも呼ばれます。):
マントラを心の中で何回も唱える瞑想。 - ヴィパッサナー瞑想(Vipassana Meditation):
仏教系の呼吸に意識を集中し「今」に集中する瞑想です。 - サマタ瞑想(Samatha Meditation):
仏教系の呼吸に意識し気持ちを一点に集中させる瞑想です。
などなど、まだ他にも様々な方法があります。
瞑想がよいとされる一般的な理由
瞑想良いとされる一般的な理由として、精神的な面で効果があるようです。
- 心配、不安、ストレスを和らげる。
- 人に対する思いやりの気持ちが増す。
- 集中力が増す、またはコントロールできる。
- クリエイティブになる。
- そして、物覚えがよくなる。
なぜ自分が今まで瞑想に参加しなかったのか、不思議になってきました。
さて、そのメカニズムですが、
瞑想は私たちが持っている、注意の容量を最大源に引き出すのでは?というのが私の仮説です。
忙しいと注意の容量を最大限に引き出せなくて、忘れっぽくなるという記事はこちらを!
瞑想は老化に伴う認知機能の低下をも食い止める
先ほどの、瞑想によって物覚えがよくなる、ですが、
これって瞑想が認知機能に影響するということですよね。
瞑想の認知機能への影響に関しては最近注目を集めている新しい研究分野です。
そんな中で、ハーバード大学の研究者(Gard et al., 2014)が
瞑想と認知機能についての論文をレビューし発表しました。
レビューした論文は12本。
それぞれの論文で報告されている瞑想方法も、認知機能の計測の仕方もまちまちですが、
出された結論は、
瞑想は老化に伴う認知機能の低下を減速する可能性がある、ということでした。
レビューされた論文の中で報告されていた瞑想の方法ですが:
- マインドフルネス瞑想
- 超越瞑想
- ヨガ系の瞑想
- 仏教系の瞑想
- 自己流の瞑想
などです。
レビューされた論文の中で測定されていた認知機能ですが:
- 一般的な認知機能
- 実行機能を含む注意の機能
- 記憶
- 情報の処理速度
などです。
この報告をした研究者も言っていますが、まだまだ研究が必要な分野です。
あと、瞑想による高齢者の脳の変化に関しても、
まだまだ報告は少なく、さらに研究が必要ですね。
認知機能に変化があるということは、脳にも変化があるということですから。
さて、私も今度実際に瞑想に参加してきたいと思います。
たしか、マインドフルネス瞑想だったと思います。
ご報告は後日に!
行ってきました、マインドフルネスに!
体験の記事はこちらをどうぞ!
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