こんにちは、ヨーコです。 SDMTは、WAIS Digit Symbol サブテストの改良版に当たります。 SDMTは注意能力とワーキングメモリーによって左右される 情報処理能力を評価する際に使われます。 以前筆記版のS・・・
「加齢、脳卒中、認知症などに伴う認知機能の変化を計るテスト」の記事一覧
認知機能の検査、Symbol Digit Modalities Test (SDMT) の点数、基準値
以前SDMTについて簡単に説明した記事を書きました。 今回は、SDMTの基準値について書いていきたいと思います。 基準値 その1 オーストラリアとアメリカ Ryan et al. (2020)が、オーストラリアとアメリ・・・
注意のネットワーク(ANT)で脳トレの効果を計ろう!
こんにちは、ヨーコです。 気になる認知機能(脳の働き)。脳トレが人気なのも頷けますね。 今回は、その認知機能を測定する注意のネットワーク Attention Network Test (ANT)をダウンロードしてから 結・・・
記憶障害のテスト:Buschke Selective Reminding Test(BSRT)
こんにちは、ヨーコです。 神経心理学的検査のひとつとして、 Buschke Selective Reminding Test(BSRT)があります。 認知機能の中の衰えの中でも、一番気になる記憶障害を計るテストですね。 ・・・
Symbol Digit Modalities Test (SDMT):認知機能検査
こんにちは、ヨーコです。神経心理学的検査のひとつとして、Symbol Digit Modalities Test(SDMT)があります。と言っても、あまり日本では知られていないかもしれません。しかし、北米ではトップ40に・・・
高次脳機能障害を検査する神経心理学的検査: ACT Test
こんにちは、ヨーコです。 日本ではあまりおなじみではない高次脳機能障害をテストする神経心理学的検査として Auditory Consonant Trigram (ACT) Testがあります。 ACT Testは聴覚の作・・・
認知機能のテストのまとめ:加齢、脳卒中、認知症による機能の低下
こんにちは、ヨーコです。 私がのカナダの大学院で認知心理学を学んでいた時、 顧問の先生が認知機能のことを、「心(mind)」とよく表現していました。 そしてその心は、高齢、脳卒中、してに認知症によって変化します。 今回は・・・
アルツハイマー病などをチェックするテスト、AD8-J
こんにちは、ヨーコです。 最近、軽度認知症(MCI)のスクリーニングに注目が集まっています。 軽度認知症とは、健常者と認知症の中間にあたる段階で、 認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)に問題が生じてはいますが、 日・・・
SLUMS:アルツハイマー病や軽度認知症をテストでスクリーニング
こんににちは、ヨーコです。 認知症のスクリーニングのテストといってもいろいろあります。 今までMMSE、 MoCA、 Mini-Cogについて簡単に説明してきました。 これらのテストに関する詳しい記事はこちらを! ↓↓↓・・・
Mini-Cog:アルツハイマー病などの認知症のテスト
こんにちは、ヨーコです。 認知機能の低下によるアルツハイマー病を含む認知症のテストとして知られているのは MoCAやMMSEですね。 しかし、認知機能を計るテストは、他にもあるんですよ! 今回はその中でも、Mini-Co・・・